Scratchでよく使われる便利なコード2

Scratchでよく使われる便利なコードの使用例です。今回は「ジャンプ」の作成方法です。これを参考にいろいろと試してください。

スプライトをジャンプさせるには

ジャンプの動作はまず単純に想像すると、スプライトが上方向に移動して下方向に移動するとできるように思います。

ステージの上下方向はY座標なので、Y座標をプラスの値を設定した後マイナスの値にすればいいようにも思えますが、それだけだとスプライトが移動しているとしか見えません。

ジャンプしているように見せるには、移動しているスプライトの速度を変化させればできます。

特に下方向へは速度を徐々に増していくことで「落下」しているように見えます。

コードでみるとY座標がマイナスの値に徐々に増えて行くことで落下しているように見えます。

つまりY座標の値を変化させることでジャンプを表現できるので、「Y座標を〜ずつ変える」ブロックを使います。

そして、ステージの一番下から下へは移動しないようにすれば、そこからジャンプしているように見えます。

このコード例は上矢印キーを押したらY座標が12ずつ変わり、上矢印キーを押さないとY座標が−1ずつ変わることで、ジャンプを表現しています。

Y座標が−110以下には移動しないようになっています。

このジャンプはスプライトがどこにいてもスペースキーを押すとジャンプするので、スペースキーを押し続けるとステージの一番上まで行きます。

Angry Birdsのようなゲームを作るときはこの方法を使ってスプライトを操作します。

一度しかジャンプしないようにするには、一番下にいるときだけ上矢印キーが押された時の処理をするようにすればできます。

以下はジャンプのコードサンプルです。

飛び上がるスピードや落下スピードも変更できるようにカスタマイズしているコードも含んでいます。

ジャンプをするゲームなどに活用してください。

【ぴょんぴょん】