ビジュアルプログラミングで学習するための定番のサービスであるScratchをはじめてみよう
Scratchとは?
スクラッチは世界150カ国で使用されていて、小学校から大学まで幅広い年齢の学生に様々な教科の学習に利用されています。
写真や絵の画像と音をプログラムで操作します。
繋げることのできるブロックは多くの種類が用意されているので、画像と音を使ってアニメーションやゲームを作ったりといろいろなことが実行できるようになっています。
はじめの一歩
なにはともあれまずは触ってみよう。というわけで、以下のURLにアクセスします。
Scratchのトップページが表示されます。
画面の上にネコのキャラクター(やってみよう)をクリックします。
プログラミング作成ができる画面が表示されます。
表示をそれぞれ説明していきますね。
画面左上のネコが表示されているところが「ステージ」です。
この画面でプログラミングしたスクリプトが動作します。アニメーションやゲームがこの画面で実行されるんですね。
ステージの画面下にあるここは、ステージの背景を設定している画面です。
いろいろな背景を変えることができます。
背景設定の横にあるここは、「スプライトリスト」画面です。ステージに表示されるキャラクターなどをここで設定してプログラミングします。
新しいスプライトを作ることもできます。
画面真ん中の上にある「スクリプト」タブを選んだときの画面です。
中央にブロックが並んでいる画面は「ブロックパレット」です。
その横は「スクリプトエリア」といって、ここにブロックを並べてプログラミングを行います。
プログラミングはブロックパレットにあるブロックをドラッグ・アンド・ドロップでスクリプトエリアに移動させてブロックをつなげていきます。
画面真ん中上の「コスチューム」タブを選んだときの画面です。
ここでスクリプトの外観を編集することができます。最初から描くこともできます。
画面真ん中上の「音」タブを選んだときの画面です。
ここで音を編集したりマイクを使って音を録音することもできます。
それでは画面右にある「Scratchをはじめよう」と書かれているところに注目してください。
この画面の「動かしはじめる」をクリックします。
画面の指示に従って「10歩動かす」ブロックをスクリプトエリアに置きます。
そして、「さあ、サウンドを追加しましょう」をクリックします。
画面に従って今度はブロックリストの「音」メニューから「1のドラムを0.25拍鳴らす」ブロックをさっきのブロックの下につなげます。
そして、「ダンスをはじめよう」をクリックします。
さっきの「動かす」ブロックと、「ドラムを鳴らす」ブロックを同じようにリストから持ってきてブロックをつなげます。画面に従って歩数とドラムの種類を変更します。
そして、「何度もくり返すへ」をクリックします。
今度はブロックリストの「制御」メニューから「10回繰り返す」ブロックを持ってきてつなげます。
そして、「何かおしゃべりするへ」をクリックします。
「見た目」メニューにある「Hello!と2秒言う」ブロックを持ってきて繰り返しブロックの上につなげます。そのブロックのテキスト部分「Hello!」を「わたしのダンスを見て!」に変更します。
そして、「では、スタートさせる方法を追加しましょう」をクリックします。
ブロックリストの「イベント」メニューから「旗をクリックされたとき」ブロックを持ってきて、ダンスブロックの上につなげます。
そして、「色を変えられるへ」をクリックします。
「見た目」メニューから「色の効果を25ずつ変える」ブロックを持ってきて、空いているところに置いてクリックします。
するとネコの色がブロックをクリックするたびに変化します。
そして、「次にインタラクティブにする」をクリックします。
「イベント」メニューから「スペースキーが押されたとき」ブロックを持ってきて色の効果ブロックの上へつなげます。
ブロックのスペースを「右向き矢印」に変更します。
そして、「さあ、背景を選ぼう」をクリックします。
画面の指示に従いライブラリから選んで背景を変更します。
そして、「新しいスプライトを追加するへ」をクリックします。
画面の指示に従って新しいスプライトを追加します。
そして、「次にサウンドとアニメーションを探そう」をクリックします。
新しいスプライトが選択されている状態で「音」タブを選択し、ライブラリから好きな音を追加します。
ここでは「dance celebrate」を選択しました。
次に「スクリプト」タブを選択して音メニューから「dance celebrateの音を鳴らす」ブロックを持ってきて置きます。
その上に「旗がクリックされたとき」ブロックをつなげます。
そして、空いている空間に「旗がクリックされたとき」ブロックと「ずっと」ブロックを置き、「ずっと」の間に「次のコスチュームにする」と「1秒待つ」ブロックを置きます。
これでスクリプトは完成です。ステージの画面上にある「旗」をクリックしてみましょう。
どうでしょう?ステージのキャラクターがダンスをしたでしょうか?
これをきっかけにScratchでいろいろなプログラミングに挑戦してみてください。